■ リーマン予想についての番組を観た。


今日の長崎は雪。
電停で待っていると靴を通して脚の裏から冷えてきました。
明日はもっと寒いそうで、やっぱり雪だとか。
映画「ビューティフルマインド」は、ある1人の天才数学者が
難問に挑み、精神を徐々に病んでいく話です。実話です。
その難問というのが「リーマン予想」。
NHKスペシャル「魔性の難問~リーマン予想~」を観ました。
番組では、この超難問に翻弄された学者達の足跡を辿りながら、
素人視聴者にもリーマン予想がどういった内容なのかがわかりやすく説明されており
個人的にはかなりいい番組だったと思います。
「リーマン予想」とはドイツ人のリーマンさんが考えた予想。あくまでも予想。
でも、おそらく、この予想は正しいんだって。(意外と数学って直感が大事なのね・・・)
それが正しいことを証明するために、何人もの転載が挑んだらしいのだけどみんな撃沈。
積み上げてきたキャリアを、この難問が解けずにダメにする人もいて
「禁断の問題」として扱われていて、この問題に挑む学者自体を数学界から
黙殺するような流れも一時期はあったそうです。
1959年、ジョン・ナッシュがリーマン予想の研究により統合失調症に陥ってしまう。この事から数学界にリーマン予想を禁断の問題とする風潮が広まり、素数問題の研究が停滞する。(Wikiより抜粋)
冒頭に上げた映画「ビューティフルマインド」のモデルになったのがジョン・ナッシュことナッシュ博士です。
彼も犠牲者の1人。
で、「禁断の問題」だったはずの素数問題が、なぜまた取り上げられるようになったかというと
1972年、ヒュー・モンゴメリーと物理学者フリーマン・ダイソンが、ゼータ関数上の零点の分布の数式が、原子核のエネルギー間隔を表す式と一致する事を示し、素数と核物理現象との関連性が示唆された。以降物理学者も含めて再びリーマン予想の研究が活発化する。(Wikiより抜粋)
大学内のテラスで休憩していた二人がふと会話を交わして、
数学と物理学の難問がとても似た数式を持っていることに気づいたのがきっかけだそうです。
お互いに自分の学問の分野だけでは行き詰まっていた問題。
それが数学と物理学が出会うことで進展することになったんだそう。
なんかすごいコラボ・・・
この人達が出会ってなかったら、素数の研究は進まなかったと言われています。
縁ですねー。
数学とかに縁とか似合わないって思ってたけど。(←偏見)
中学生の頃、理科の先生が自由に閲覧できるようにしてくれた「ネイチャー」で
世界を代表する天才学者へのアンケートを読んだのを思い出した。
Q・あなたは神を信じますか?
この問いに、驚くことに8割の学者がこう答えているんです。
A・(神が実在するかは別として)神的な存在があればいいなと思う。
数学とか物理学って、一番宗教的なことから遠いと思っていたから
このアンケートの結果は意外でした。それで今も覚えているわけです。
番組の中で、
難問と向き合うことは自分自身と向き合うことになるとか
素数の謎の解明は万物の法則を導き出すとか
と学者達が口を揃えていたのも心に残りました。
なにかに一生懸命になるって、なにかを信じることなんだと思っていますが
それは理論や数式の世界でだって同じなんですね。


■ 即買い!「SLAM DUNK 10DAYS AFTER complete」
前から欲しいなぁと思っていて、何となく買っていなかったこの一冊。
「SLAM DUNK 10DAYS AFTER complete」
スラムダンクの続きが黒板に描かれたあれを完全収録してある一冊です。
この本がなんと・・・
楽天ブックスで
2,100→1,000!!
即買いしました。
残り20冊ですよ~(16時13分時点)
「SLAM DUNK 10DAYS AFTER complete」
楽天ブックスにて50%OFF!!
2,100→1,000


■ 女子高生と不況
「彼氏にプロアクティブプレゼントして、
全部使って効果無かったって返品すればタダじゃね?」
いやいや、不況は女子高生も飲み込むのね。
もしかしてお父さんがボーナスカット?とか・・・
余計なお世話的なことまで想像した盗み聞きでした。
しかし、前向きな考えしてるわ。

